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7/3の記事に書いていたテニプリ別館に、試験的にリンクを通しました。

一応別館を用意したのは、今まで書いて来た『男同士の女々しい友情』とはまた違った内容が増えそうだったからです。私がBLを書いたらどうなるか、という話は断片的に考えて来たんですが、まあこうなりました、という。笑

曲がりなりにも10年近く(実働は2年くらい?)健全だの友情志向だのと言って来たので、本館に上げるには扱いに困ってしまったので別館にした、という次第です。まあそうは言っても同じアカウントの下位ディレクトリ内なんですけれども。

テニスも好き、かつBLに抵抗がない方はよろしければ一度覗いてやって下さいませ。

・その毒に眠れ

昔から書いては捨て、捨てては書いて来たテニステキストですが、初めて形になるものがまさか手塚×不二前提の白石×不二になるとは自分でも考えていませんでした。

手塚×不二は昔から興味の対象でして、ちゃんと向き合ってみたいとは考えているんですが、まずは手塚が突然ドイツに旅立った直後の話をば。

不二は基本的に他人に対してあまり興味を抱いてないと思うんですね。ところが手塚だけはこれまで受け流して来た他者とは何か違う。原作においても中盤では『勝ちに執着できない』自分と手塚が同じ側の人間だと思っていたとあり、雲の上の存在扱いされることの多い手塚と自分だけが並び得るといった過大な自負が垣間みられます。ところが跡部戦の手塚を見て不二は自分も高みに行きたいと考えるようになる。白石戦で粘りを見せるも敗北の悔しさを知り、仁王戦で疑似的な手塚リベンジを果たす。まあ、この頃から不二のモノローグは手塚だらけになっていくわけですが、新テニにおいて天衣無縫へ到達した手塚に挑戦し、完敗する、と。ここで初めて不二は涙を流します。

これって、有り体に言って不二はフラれたんだと思うんですね。幼い憧れや執着は恋愛と混同しやすいというのが私のテニスBLにおけるスタンスで(だから本物の恋愛だとも、彼らが本当に同性愛者だとも基本的には考えていない)、その最たるものと私が思う不二の手塚に対する想いは一旦ここで手塚によって終止符を打たれたと考えているわけです。

じゃあ残された不二はどうするのか。

白石は手塚以外でシングルスにおいて唯一不二に黒星をつけたという点で特異な存在です。仁王戦でリベンジかましたといってもあれは本物の白石ではありません。

それから私の中での白石は、千歳という異端児を抱えて対応に困ってきた人でもあります。このあたりについては7/3の記事に書いてますので割愛しますが。

割と似た種類の葛藤をしてきた二人が偶然にもU-17で同室になり、プライドの高い不二にとって唯一自分を負かした白石が傍にいることで何らかの化学反応が起きてもおかしくはないよな、と。それは最早疑似恋愛ですらないと思います。言うなれば不二が手塚と決別する為の儀式、みたいな。

そんな感じで書きました。

・眠り男をめぐる回顧録

こちらは3部作のまだ1作目しか上げていませんが(せめて全て上げてから繋げようよ…)、『男同士の女々しい友情』スタンスの作品です。

氷帝はテニスの同人人気を爆発させた学校だとは思いますが、私はこの学校であまりBL妄想をしません。というのも「お前はお前、俺は俺」スタンスのキャラクターが多いと思うからです。先程も記述したように、幼い憧れや執着の帰結としての疑似恋愛(もちろん本人的には本気)が私にとってのテニスBLなので、そのアンテナに引っかかるCPは今のところありません。鳳→宍戸や日吉→跡部なんかはある部分では当てはまるのかもしれませんが、先輩に対する憧れと同輩に対する、あるいは実力の拮抗した人間に対する憧れは根本的に性質が違うと思うんです。前者は本当に純粋な憧れで、その対象は単なる目標に昇華しやすい。けれど後者はそこにプライドなんかが関わってきてともすれば憎しみにすら転化してしまう。恋とか愛と錯覚しやすいのは後者の方だと私は考えます。

ならば氷帝で面白い考察はどこか、と考えると、いわゆる『幼馴染み属性』と『内部生と外部生の間にある奇妙な隔たり』なんですね。金持ち私立が多いテニス界ですが、初等部があるのは確か氷帝だけだったと思います。六角にも幼馴染属性はありますが、これは純粋にテニスの繋がりだし(小学校は割とバラバラですしね)、彼らのチーム内に蔓延するのはライバル心でなく仲間意識です。まあそれはそれで面白いと思うのですが、それは置いといて。

一見「俺は俺、お前はお前」感の強い氷帝の中で、テニスを始める以前からの絆があったりする。ジローと岳人に至っては家が隣ということも判明しました(ペアプリ3巻)。ミスフルでも猿野+沢松が好きだった私は、ノスタルジー的描写が好きだということもあってこういう関係性にすごく弱いんですよね。幼い頃から連れ立っていた友人がそれぞれ微妙に別の道を歩み始める過程なんて妄想に妄想を重ねるシチュエーションです。それが私にとっての氷帝の魅力のひとつ。

もうひとつの『内部生と外部生』については、私自身が中学校に外部生として入学した過去がありますので、永遠のテーマのひとつです。そのまま高校に上がって卒業した今となっては当時ほど感じることはありませんが、それでも小学校6年間という長い共有時間の有る無しを実感することはあります。まして氷帝では外部生の跡部と忍足が非常に出張っている。ここの心理というのはこれまた妄想に妄想を重ねたくなります。

というわけで幼馴染み3人と外部生忍足をまとめて書いてしまえ!という作品。になる予定です。

・ちゆうまえんだ

書き上がったばかりのテキストです。立海については一番ドロドロしてる学校だと勝手に思ってますので、ちょっと考察改めます。というか自分の中でも整理しきれていない。

タイトルとタイトルバーは北原白秋の詩から頂きました。「ちゆうまえんだ」は九州地方の方言で「うちの庭」という意味だそうです。

以上、お粗末でした。

2012年7月17日 ---カテゴリ: 更新