小ネタ、というかこんなの欲しいですアピール

発掘したものです。こんな201号室が読みたい。

 「だからね、結局君とのテニスっていうのは想像力の勝負だと思うんだ」
 「どういうことだい?」
 「ボールは消えないだの分裂しないだの君はイマジネーションに欠けるよね」
 「リアリストと言ってもらおうか」
 「表現なんてどうでもいいよ」
 「いや大事だろ」
 「いいから論点ずらさないでね。それでさ、僕らはテニスをするとき、色々と読み合い探り合いしながら頭の中でラリーを組み立てるよね?」
 「そうだね」
 「それを君は支配するわけだ。どこに打っても返されるイメージ?だっけ?」
 「まあ皆そう言うかな、俺はなったことないからわからないけど……痛っ」
 「それはつまりラリーのイメージを縛りつけて支配するってことだよね。君の想像力の無さが相手の想像力を奪う、みたいな」
 「俺の現実主義に相手が現実を知るんだ」
 「だから言い方は何でもいいって」
 「……で、何が言いたい?」
 「僕はこう思うんだよ、君の前でも持ち堪えられる豊かな想像力があれば君に勝てるんじゃないかって」
 「で?君なら俺に勝てるって?」
 「やってみなきゃわからないよ……って体重かけないでよ」
 「大した自信だな、白石ごときに負けたくせに」
 「おーい幸村クン、今の聞き捨てならへんでー」
 「僕は同じ相手に二度負けない」
 「ちょー不二クンまで勝手言わんとってぇやー」
 「それもう聞いたんだけど、決勝で」
 「実際勝ったじゃないか」
 「いやあれ仁王だから。君の言う豊かな想像力が白石に見せてただけだから……フフ、いい体勢だ」
 「自信満々に君には絶対勝てない相手〜とか言ってたの誰だっけ?」
 「そりゃ君くらいならあんな子供騙しでも通用すると思ったんだよ。実際は使えなかったけど」
 「酷い言い草だね、チームメイトなのに」
 「敗者には厳しくいかないとね」
 「君だって敗者だろ」
 「それは認めるよ。だから真田にも黙って殴らせてやったし」
 「あ、もしかしてこないだのペアマッチってその腹いせ?……やっ、そんなとこ触らないで」
 「人聞きの悪いこと言うな。全力で相手してやったんだよ。向こうがそれを望んでた」
 「まあ最初はそうだったかもしれな、い、けどさ、途中からはあれ、ただのリンチだったよ……あっ」
 「何とでも言えばいいさ、俺たちは心でわかりあってるんだ。君と手塚なんかよりずっと付き合いも長いし」
 「今のがリアリストの台詞?人の心なんて……はあっ……他人からはわかんないもんだよ、現に試合の後思いっきり無視されてたでしょ……うあっ」
 「違う、あれは聴覚が失われてただけだ」
 「いやいや、それでも握手くらい、は、すると思うけど……もぅ、早くっ」
 「減らず口を叩くな……そろそろ限界みたいだけど?」
 「ああっ……!」

ーーー幕間

 「だいたい君さ、部長のくせに部員にこだわりがないよね」
 「どうしてそう思う?」
 「手塚と跡部がわざわざ次期部長と組んでるってのに、君は迷わず真田を選んだよね」
 「俺んとこの次期部長なんか合宿辞退しよったけどなー俺も部長の選択ってやつやりたかったなー」
 「ああいうのは蓮二の方が向いてるんだ。適材適所って言葉、知ってる?」
 「その割には躾がなってないんだけど、君んとこの後輩」
 「そう?俺には従順だけど」
 「それビビられてるだけだよ」
 「尊敬って言ってくれるかな。それに君んとこの坊やの方がよっぽど生意気じゃないか……んっ」
 「まだ一年だよ、躾けるヒマもないでしょ」
 「今でも変わってないみたいだけど?」
 「全国の後アメリカ行っちゃったからね……ここかな?」
 「やめろっ!……そんなんだから、手塚も逃がすんだよ」
 「手塚は逃がしたんじゃないよ、送り出したんだ」
 「手塚は、ってことは坊やのことは逃がしたって認める、んだ……」
 「ある意味ではそうだけど、僕もう引退した後だから関係ないっちゃないよ」
 「無責任だな」
 「元から責任なんてないしね」
 「それで、手塚のことはどうするんだ?諦めるのかい?」
 「諦めるって、何を?」
 「いろいろだよ。テニス的な意味でも、生活的な意味でも」
 「生活的って何だよ」
 「皆それなりに他校生と交流深めてるってのに、君は片時も手塚の傍を離れなかったじゃないか……あぁっ」

ーーーここで途切れてた

 「……終わった?仲良くツイスターするんはええけどもうちょっと奥でやってな?入れへんから。あと外に変な声漏れとるし」
 「「あれ、いたんだ白石」」
 「もうええわ」

っていう201号室が読みたいんです…!皮肉の応酬しながらすごく仲良しな不幸コンビと、基本的に無視されてる白石くん。ペアプリ9巻の201号室とかすごくいいですよね、一人ベッドに追いやられてカブリエルと戯れてる白石くん…。虫は理解出来ないけど^^って笑う幸村部長…。

前々から言っている幸村部長vs参謀の口喧嘩の次くらいに幸村部長vs不二先輩は自分じゃない誰かに読ませて欲しい対決です。彼らと喧嘩したら確実に負ける私では無理です。ちょっと塚不二真幸ちとくら前提201号室がロマンすぎてどうしたらいいかわからないです。荒ぶってすみません。

2013年1月8日 ---カテゴリ: 小ネタ